矢張り言っておこう
ここの所、また洗剤のTV-CMが多くなっているようです。
見ていて消費者を惑わすような内容ばかりなので困ったものだと思いながら文句を言うのは控えていましたが、あまりに執拗に流されると我慢の限界も超えて、そろそろ精神的にイライラし始めたので、放言してしまうことにしました。
CMなんていうものは、広告会社が依頼主の意向に沿って作るものだから、広告会社が専門分野のことに素人であるこは仕方ないと思っています。しかし、メーカー側も、自社の専門家に最終チェックさせる必要はあると思うのですが…どうでしょうか。そんなこと、面倒くさいでしょうか。何か消費者から言われたら、あちらこちらたらい回しにしてうやむやに終わらせてしまえばいいと思っているのでしょうか。
嫌な世の中になりましたよね。
まあ、それはそれとして、気になることは二点です。
①小さなワンパックが液体洗剤一本分…それだけ濃いから、だからすごい洗剤だという。
相変わらずド素人のようなことを言っていると思えてなりません。
市販洗濯洗剤は化学反応で汚れを落とすわけではありません。洗濯液の中に必要量あればいいので、それ以上はただ無駄に捨てるだけになってしまいます。
もし、必要であるとすれば、一度に多量の洗濯物を処理する場合です。
一般家庭の洗濯機では洗濯物を多量に処理すると、水流の力が折り重なった衣類の隅々まで行き届かないので、汚れ落ちがすっきりしないというようなことが生じる可能性があります。その時は、手間はかかりますが、一度に洗う量を減らして、洗濯回数を増やすことを考えることです。
②遺伝子レベルの洗浄力、とか
何を言いたいのか、よくわかりません。
洗浄力に「遺伝子レベル」なんてありません。
おそらく、ここの所の風邪・インフルエンザ・コロナ感染症の問題から、「遺伝子」なんていうカッコいい言葉を思いついたのだと思います。
大体、洗剤はそうした「汚れ」まで落とすものです。だから、市販洗剤には、本当に小さな文字で、しかも目立たないような細い文字で、ただ一種類のウイルスで試した、と表記してありました。
それが「遺伝子レベル」とか、しかも遺伝子とは全く関係ない絵を出しているので、どうみてもまやかしにしか見えません。
洗剤は、ウイルスも細菌までも、汚れの一種として落とすものであると考え、追及するのが洗剤を作る者の使命です。誤った言葉でごまかすものではありません。
2026-03-10 10:53