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しみとりパワーUPとノーベル賞の発想

10月はノーベル賞発表の月でしたが、人々の期待にそぐわず、平和賞以外に日本人の受賞はありませんでした。


しかし、AIの発展に寄与したことで物理学賞を受賞した3人の学者の一人、トロント大学のジェフリー・ヒントン名誉教授が技術者の心構えに関して述べた言葉には感銘を受け、納得しました。

多くの学者は奇抜なものと見放したが、ヒントン氏は違った。アイディアというものは間違いと証明されるまでは捨ててはいけないと考えたそうだ。いわく「古いアイデアは新しい」。(『天声人語:朝日新聞』)

この発想と信念は「しみとりハワーUP」を世に初めて紹介したときから、30余年ずっと固執し続けているところで、ここに来て、更にヒントン教授の言葉で確信をえました。

初めの頃、シミやしつこい汚れを落とすには 
 ◎汚れの種類・性質を見分けて、それに合った洗浄剤を選ばなければならない
 ◎汚れは千差万別であるから、洗浄方法も千差万別である
と言われ、それ故、しみ取りは特別な技術・能力が必要であるとされ、「プロ」と称する一部の人たちが持てはやされていました。
そんな状況でしたから、一般消費者が口をはさむことはできませんでした。大事なものを高額な費用を払って依頼しても、不満の残る結果に、ただ泣き寝入りするだけといったようなことが多々ありました。

「しみとりパワーUP」は、そういう社会状況の中で発表しました。それより前から工業分野や生協などに紹介して好評を博していましたが、それぞれ事情があって取り扱いできなくなったということで、ネットショップを立ち上げたのです。

そこで、すぐに妨害に会いました。ネット上に反対意見が出されたのです。
「何でも落ちるなんていうものはあり得ない。何か毒物が入っているに違いない」
どうも、家政学部でシミ落しの手法を学んだ方の意見のようです。

また、生協の購買担当者は
「大手メーカーしか信じられないから。得体の知れないメーカーの物なんて扱えない」
と公言して憚らなかったのです。実際は、生協の会員の間で認められ、広がっていったのに、会員の評価を打ち消したのです。これでは、もう生協そのものが信じられなくなってしまいました。

以来、ネット上で紹介を続けていますが、実に多くの消費者の声が寄せられています。
毒物⇒手荒れ、の問題は、一つも寄せられていません。
大手化学メーカーの研究室で、そこで使用している幾つかの手掌洗剤よりも手荒れは少ないとの結果を得ています。
また、水害で泥汚れにまみれ、思い出のブランドバッグだから何としてももとのようにきれいにしたいと、数社の大手メーカーからも見放された後、問い合わされた消費者が、大喜びで感謝の連絡をしてくれたこともあります。

正に「しみとりパワーUP」のアイデアは「間違い」と証明されたのではなく、現段階では正しいかったと評価されたと言えるのだと、思っています。
それこそ、「苦節30余年」の結果であろうと、一人内心でほくそ笑んでいると言ったところです。



@キエータ/ペイシィAPの使用濃度

実際に使用するにあたって、どれくらいの濃度に希釈するか、ということも使用する側には大変気になる所です。

 そこで、まず最近目につく広告の商品の例を示しておきます。
  「100倍~250倍に、水で薄めて使うので非常に経済的」
と述べています。
それでは、@キエータ/ペイシィAPはどれくらいで効果があるかというと、
 ①標準液は、他の消毒殺菌剤の標準的濃度と同じ0.2%として簡易テストを行っています。
 これは、水500ml中に0.2%になります。すなわち、500mlペットボトルに1gを入れて、水を一杯に入れて溶かした状態=500倍になります。
 ➁洗たく洗剤「ミラクレールMRC」には「@キエータ/ペイシィAP」が10%配合されています。洗剤の使用量は15g/30ℓ」ですから、洗たく水中に1.5gが解けていることになります。
 これは、0.005%、希釈倍率50,000倍になります。

 これから厨房・食器・野菜・肉類にも進めて行く予定ですが、その場合の濃度は0.01%(10,000倍希釈)を進めたいと考えています。

これで、どれだけお徳用かわかると思います。
前述の市販品は
     1リットル=19,000円
とのことです。
「@キエータ/ペイシィAP」はその1/10前後(1㎏:2,000程度)を検討しています。

過酢酸/@キエータ&ペイシイAP

 現在、最も高水準位の消毒剤に分類されるのは、過酢酸/グルタラール/フタラールの三種類です。但し、グルタラール/フタラールは安全性において過酢酸に劣ります。

 そして、消毒用エタノール・次亜塩素酸ソーダなどは中水順位、陽イオン界面活性剤などは低水準位に分類されています。

 何故、過酢酸は安全性において高く評価されるのでしょうか。
 それは、目的とする作用を終えると、酢酸⇒炭酸ガス+水にまで分解し、人の健康に悪影響をあたえないからです。
 それで、無菌室を作るときに室内に充満させますが、その後室内で作業するには、これまでの消毒剤では室内の大気中に残る消毒剤の濃度に許容限界が設定されています。しかし、過酢酸はそれがありません。ということは、安全性に問題ないからです。
 個人的ですが、このコロナ禍で、0.2%@キエータ水溶液を室内に噴霧し続けて確かめてみました。一日、3~4ℓを使いました。
結果は、健康に何ら異常はありません。インフルエンザにも無縁でした。
 よく、室内に水溶液を噴霧することを嫌う人がいます。それは、湿気を帯てカビが発生するからだそうです。
過酢酸は、カビにも優れた効果があるので、全くカビの発生はありません。むしろ、エアコンのカビによる汚れもないので、いつも清々しい空気が循環しています。
 過酢酸は、身体中のウイルスを肺表面での酸素交換に際して殺滅してくれるばかりでなく、室内の細菌類の増殖も抑えてくれるのです。

 そうしたいろいろな情報の集積から、近年、食品の消毒・殺菌に使用されるようになりました。一足先に国として認めたアメリカの例を紹介します。
○野菜・果物類:スプレー/浸漬  用事、流水ですすぐ。
○肉類(鶏肉を含む):スプレー   わが国では魚肉に対しては認めていない。
○食器・包丁等:スプレー/浸漬  流水で流す。
○冷蔵庫内:スフレー
その他、室内空間・壁面・テーブル、更にこれまでは手指消毒はアルコール製剤が主流でしたが、手荒れ等の人への影響はなくなります。

とに角、
①即効性があり、安全性に優れている。
➁水で溶かし、水で簡単に流せる。
③分解も早く、残留しない。
という特徴があるので、塩素系でも誤って食中毒を起こしてしまうという事故はなくなるのではないかと期待されます。

過酢酸をもっと知ってもらおう

pre過酢酸粉末製剤/@キエータ

まず先に、先日、立派な設備を整えている総合病院で、塩素ガス発生の事故がありました。それほどひどくはない中毒症状のようなので、濃度の低い塩素系消毒剤を使用していたのではないかと思われます。それに酢酸を混ぜてしまったとのこと。何故、病院が・・・、と思いますが、まあ、その点は余計な詮索をすることもないと思います。

濃度の低い塩素系消毒剤は乳児の哺乳瓶の洗浄に用いられていM-トンやAt-ホルミンといったものが一般消費者の間で用いられています。あるいは、アルカリ電解水の可能性もあります。
恐らく、病院でもそのような塩素系消毒剤を使用していたと思われます。

いつまでも「安価」を理由にしていないで、他の消毒剤を探す必要があるのではないかと思います。

そこで pre-過酢酸製剤の「@キエータ/ペイシイAP」の話になります。
BELLITASの「洗たく洗剤MRC」に10%程度配合していますが、その起源は30~35年前に遡ります。

St.マリアンナ医科大学付属病院のリネン室の責任者から要望されて新たに開発した洗濯洗剤で、ずっと使用されていましたが、そのリネンのプロが病に倒れて退いてから、代行業者が続けていましたが、それも時代の流れでリネン類は外部委託になり、今では使われていません。しかし、その効果・効能を知ったわずかな方々の間で、特に自宅介護に忙しい中での異臭除去に有効であるとして用いられています。
 最近、そんな方々から、
「何故、広く宣伝して販売しないのか」
という声が寄せられています。

その理由は「薬機法」との兼ね合いがあるからです。消毒殺菌を標榜すれば「薬機法」の許可を得なければなりません。
ところが「@キエータ/ペイシイAP」は粉末製剤で、その状態では消毒・殺菌作用はありません。そのため、一般的な「雑貨」に分類されます。ところが、水があると消毒・殺菌・柔軟・漂白の作用を発揮します。
ここが「薬機法」を適用できるかどうかの問題点になります。

国「厚労省」に問題を提起したくない、というのが本音です。使用した方々からしっかりした評価を得ているので、大声で喧伝して騒ぎ立てることはせず、使ってみたいという申し出に応じ気長に実績を積み上げて行きたいと思っています。あんしん・安全な

今、赤痢! 集団感染だって・・・

先頃、赤痢の集団感染が発生した、というニュースがあり、驚きました。このところ我が国の防疫管理は進んでいるので、「赤痢」という言葉すら忘れていたのです。

ある施設内でのことですが、食事の準備段階での消毒不十分が原因だとのことです。

今日では普通になっていますが、施設管理は業務を分散して、それぞれを外部業者に委託して管理する方法が主流になっています。当該施設でも、食事は外部業者が委託を受け、施設内で調理していたと言います。
業者はその道のフロですから、それなりに十分注意していたと思われますが、
「上手の手から水が漏れる」
という結果になってしまったのでしょうか。
 悪く考えれば、慣れた作業から、つい手抜きしてしまったことも考えられます。少しでも経費節減をするために、あまり気にしていなかった消毒剤を少しケチッてしまったのかも知れません。

恐らく、一番安価な消毒剤「次亜塩素酸ソーダ」を使っていたのではないかと思いますが、危険な反面、使い慣れているので広く用いられています。
これは、以前からスーパーやコンビニで売られているカット野菜に用いられていました。塩素臭にシビアな人は、鼻では感じなくても口に含むと感じるとか、季節や人によっては開分した段階で塩素臭を感知し、耐えられずそのまま捨ててしまうこともあったようです。
特に、夏の盛りですから、確実を期して・・・と思っても、食事を提供される方の気持を考えて、消毒剤の使用量を増やすことが出来なかったのかも知れません。
そこを赤痢菌につけこまれたのだと思い。
暑さに辟易していた頃、赤痢菌は一気に増殖したのです。

今後も、こういう問題は起こる可能性があります。
もう、塩素系殺菌剤から脱却する時期だと思います。
代替する消毒殺菌剤として「過酢酸」があります。現在ある消毒剤の中では「最高水準位」とされているもので、近年、諸外国の実情も踏まえて、国も食品への使用を認めました。
安全性は、作業環境での最低基準濃度がありません。ということは、室内に残留していても人体に影響はないということです。
また、ほぼ全ての種類のウイルス・菌に有効であると言われています。コロナの時に盛んに用いられたエタノールよりも優れていると評価されています。

ただ問題は、現在の合成法では共存物質が残留しているので、一般消費者の手元には届けることが出来ません。加えて、長期保存が難しいという問題もあります。
いずれ、それらの問題は解決されるかも知れませんが、当面、一般消費者が使うところまでは行かないと思います。

その代わりと言う訳ではありませんが、Bellitasが開発した「@キエータ/ペイシィAP」を紹介したいと思います。

《次回へ続く》

洗たくしても何故ニオイが発生するのか?

洗たくしても、すぐにニオイがしてくる、という話を聞きます。

以前のように外干しをしている場合は問題ないと思いますが、最近は住宅事情もあって室内干しにしている場合が多いので、そういう消費者の方々の意見だと思います。

まず、何故ニオイが発生するのでしょうか。
この頃、TV-CMなどでは、子供だましのように「ニオイ菌」が原因であると誇大に言ってます。
ハッキリ言って、「ニオイ菌」なる名称の菌(微生物)はどこにも存在しません。
身の周りにいくらでも存在する菌が増殖する際に、産生物として揮発性の「ニオイ」として感じる物質を放出しているのです。
大体、どんな菌も皆、ニオイのある物質を産生しているので、いちいち区別することはできません。

では何故、増殖するのでしょうか。それは生物の増殖の目的はみな同じです。
ただ、そのための栄養分がないと、増殖の速度は上がりません。
洗たくの後、少しずつニオイがしてくると言うのは、洗たくで落としているのは表面の汚れだけであるからです。見た目はきれいになっていても、繊維の奥の汚れまでまで落ちていない、そこに干している部屋に充満している菌が付着して、残っている汚れを源として増殖することで、ニオイを感じるようになります。
殺菌剤入り/除菌剤入りを謳っていても、それは菌を死滅させるだけで、汚れを落とすわけではありません。汚れが残っていれば、時間とともにニオイが発生するこしは避けれません。
洗たくしてきれいになっているはずなのに、と思っていても、実は落としきれない汚れが残っているのです。
要は「洗剤の洗浄力が低下している」からです。
以前の洗剤に比べると、汚れの蓄積が早い(二次汚染が早い)ということは、研究者の間ではわかっていることです。特に、洗濯機に全てお任せの現在、液体洗剤が主流になっています。粉末洗剤は「補助剤」の配合で洗浄力をカバーしてきましたが、液体洗剤はほとんどが水であるため、十分な「補助剤」の配合ができません。せいぜい界面活性剤の量を多くして、あたかも洗浄力がUPしたような目先の改善しかしていないのです。

あまりにも便利さを求めた結果といえますが、CMに惑わされないよう注意したいものです。

新しくもない除菌剤配合

この頃、やたらと「除菌剤配合」を訴えるCMが目につくようになりました。

「除菌剤」とは「殺菌剤」のことです。要するに、殺菌剤を配合して、洗たくと同時に菌/微生物を殺滅して、ニオイの原因となる菌を除こうとするものです。
何故、「殺菌剤」という言葉を使わないのでしょうか。

以前、殺菌剤は日用雑貨品にいろいろ使われていました。しかし、使いすぎると弊害もついて回ります。現在の合成殺菌剤は、排出された後、自然界に残って環境の変化に関わると言うことがわかり、なるべく配合しないように、むしろ配合を控えるようにとの指導が国から出されています。
それに対して、「殺菌」がいけない、「除菌」ならいいだろうと、国の指導の裏をかくような発想で、言葉の違いで広告宣伝に使われるようになりました。
確かに、「除菌」ということであれば、ただの水でも菌を洗い落とします。まして洗剤となると、異物を洗い落としきれいにするものですから、「除菌剤」そのものになるわけです。

現在、一般家庭で使用されている殺菌剤は塩素系殺菌剤です。
これまでトイレ・風呂・台所用にと幅広く使用されています。代表的なものは「次亜塩素酸ソーダ(塩)」です。これは極めて毒性が強いので、使用するに際しては最新の注意が必要です。ただ、比較的長い歴史があるので、何の疑義も持たず使用している場合があります。たとえば、アンチホルミン・ミルトンといった新生児から乳幼児用品の消毒薬として、極めて低濃度で使用されています。

洗剤に配合されるようになった塩素系殺菌剤は「ジクロロイソシアヌール酸塩」という物質です。特に、異臭を気にする若い人たちが頻繁に使用しているハンドスプレータイプの消臭剤の主成分です。塩素系殺菌剤の中では比較的安全性の高いものです。

殺菌/消臭効果のある洗剤は、すでに1900年代半ばに世に出ています。
それは、St.マリアンナ医科大学のリネン室を一手に取り扱っていたリネンのプロの要望で、Bellitasが開発した洗たく洗剤「ミラクレールMRC」です。
当初は、どこも信用しませんでした。黒い汚れが浮いてくる、洗濯機のニオイが消えると言った現象に驚ていましたが、すぐどこかのメーカーが真似しておなじものを作るだろうと簡単に考えていたようです。
しかし、それから30余年経ちますが、一向に同じものは作られていません。
それは、洗たくのときだけ殺菌・除菌作用を示すという、得意なメカニズムで成り立っているからです。
しかも、作用を示す物質は、現在、最も安心・安全な「過酢酸」という不安定な物質です。現在は、人工的な合成手法で作られ液状商品が主流で、一般消費者の手元に届けられることはありません。
しかし、その効能・効果は時代とともに明らかにされ、現在では国がカット野菜やペットボトルの洗浄に使用を許可しています。
少し前までは、スーパーなどで売られているカット野菜は封を開けると塩素臭が鼻につきましたが、今ではそうした違和感はなくなりました。もう、ほとんどが塩素消毒ではなく、過酢酸消毒に代わっているようです。
しかも、役目を終えると水/酢酸から水/炭酸ガスにまで分解してしまうので、人体に対する悪影響はほとんどないと考えられています。

しかも、先のリネンのプロが感心していたのは、洗たく洗剤として使用すると、消毒ばかりでなく、漂白効果や柔軟効果もあり、作業工程での作業員の手の荒れ/ヒビ割れもなくなったということです。
それで、これからの洗剤はこうあるべきだということで「21世紀の洗剤」と命名することにしました。

洗浄力はUPしたか?

一般消費者は“洗浄力がUPした”とか、“他の洗剤を越えた”などと言われると、それはすごいと思って、すぐに使ってみます。

しかし、洗浄力UPを実感しているでしょうか。

「過程用品品質表示法」で表示されている内容組成を見ると、界面活性剤(洗浄成分)の配合量を増やしただけのことです。
一番新しい洗剤の界面活性剤の配合量は60~70%、以前の液体洗剤や粉末洗剤の2~3倍になっています。いわゆる「濃縮洗剤」ということです。消費者はすごいと思いますが、専門家は“何をバカなことを言っているんだ”と冷ややかな目で見ています。
何故かと言うと、洗浄においては、その主体となる界面活性剤は、洗たく液に対してある一定量以上、すなわちいくら多量に使用しても、洗浄力はほとんどUPすることはありません。かわるとすれば、洗濯物の処理量が増えるだけです。
要は、「よごれを落とす力=洗浄力が強くなる」という訳でないのです。それが、他の物質にはない界面活性剤の特異な性質なのです。

たとえば、cup一杯と指定されているのに、cup二杯いれても洗浄力が倍増するわけではありません。一杯分は無駄に捨てられてしまいます。
そこで、派手にCMされている濃縮洗剤の一回の使用量を見ると、通常の洗剤の半分以下になっています。そうすることで、一回に使用する界面活性剤量の辻褄合わせをしています。

以前、「濃縮洗剤」なんていう触れ込みで海外から日本へ入って来た洗剤を見た時、メーカーは馬鹿にしたものです。それを、今に至って我が国の洗剤が同じことをやっているのです。
消費者の心理を煽って、売れればどんな方法でも構わない、といった焦りがあるようです。

むしろ、界面活性剤を増やした分、洗浄力を補助するビルダー(=補助剤)が少なくなっています。そのため、汚れ落ちが悪くなり、洗たくを繰り返した時、これまでより衣類に残る汚れが多くなり、黄ばみ・黒ずみ(灰色化)・異臭が出やすい、といった問題を生じることがあるので、普段から注意しなければなりません。

TV-CMに惑わされないように

昨日、森の中にヒグラシの鳴き声が響いていました。

豪雨に右往左往していた梅雨もそろそろ終わりのようです。少し、気温は低めになりましたが、湿度が高いので、蒸し暑さは大変なようです。
先日は、重い原料を道歩き、力の必要な仕事をしていたら、両腕の筋肉が固まって曲がったまま動かず、元に戻すのに苦労しました。
熱中症の前症状のようです。厳しい状況のときほど、「少しくらい・・・」と甘く見て無理をすると熱中症で倒れると言うことを、身をもって体験したところです。

そんなこともあり、少し休んで時間的余裕ができたので、何か参考になる情報をまとめてみることにしました。ここのところ、TV-CMで消費者を惑わすような情報がしきりに流されていることが気になっていたので、少し“理屈っぽく”説明したいと思います。
現在、洗剤は身近な物になり、あまり注意して深く考える習慣がなくなっていますが、もう一度見直して上手に使ってもらいたいと思います。

今年は、この梅雨時に、洗濯物の異臭・ニオイに困っているというニュースがありました。誰が言ったのか、この異常気象が原因だとか、まあ適当なことを言っていましたが、以前は天日干しが普通だったのに、近年の住宅事情で室内干しが増えたことが異臭を感じる一つの原因であることは確かです。
しかし、根本的な原因は、洗たく洗剤の洗浄力が低下していることで、洗剤が十分その機能を発揮していればニオイなど発生しないのです。
クリーニングの専門家(?)が出てきてその対策を説明していましたが、いずれも対処的な手法で、基本的な問題点を追及することはありませんでした。クリーニングの仕事をしているのなら、いくら手間をかけても当然ですが、一般の消費者にとっては、蒸し暑い日々、そうしたことに時間を費やす余裕はなく、実際に説明されたことをその通り行うことは難しいと思います。

最近、大手メーカーはそんな消費者の事情を鑑みて、何かというと目新しいTV-CMを流しています。
洗剤に除菌剤(=殺菌剤)を入れた、
洗浄力をUPした
クエン酸効果/重曹の力/セスキ炭酸ソーダ
とか、消費者に目新しい言葉を並べて、新規性をアピールしています。
しかし、どれも目先を変えることばかりで、問題解決には何も役にたちません。

TV-CMはメーカーの技術屋が作るのではなく、外部の広告会社、いわゆる素人が作るものなので、的外れなことをいかにも最もらしく、しかも誇大に言っても仕方ないのかも知れません。しかし、それに対して何も異論を唱えないメーカーの技術屋の姿勢も考えさせられます。

《長くなりそうなので、あと二三回に分けて説明したいと思います。何か、質問がありましたらお知らせください。できるだけ応えられるようにします》

改めて日記を!

 もっと気軽にといいますが、日記を書かなければと思うと、どうも億劫になって、仕方ありません。仕事そのものが、どこも大変な時期だったので、御多分にもれず低迷しているからかも知れません。

 いい商品は必ず売れる、との励ましを受けていろいろ試みているのですが、 世の中、そんな甘くはなく、少々意気込みが萎えているものですから・・・

 新規商品募集の広告を信じてメールを送ったところ、LF社の担当者は
   そんなものはどこでも手に入るから、応募などしないでくれ
と、すごい剣幕で拒絶され、またある生協の担当者、 
   大手メーカーしか信じていないから、それが組合員にとって一番安心・安
   全なんだ
と言って、会話を拒絶する始末です。
 ネット上で多くの方々の「声」があるのですが、そんな経験を重ねると、初めは半信半疑であれ、実際に使用されている方々に本当に感謝するだけです。

今年は
 ○ちばSDGsパートナー制度に登録されました。 No.1831
   ○まつどSDGsキャラバンメンバーシップ制度に登録  No.2310025

ということで、もう少し努力しようかと思っています。

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