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pre-過酢酸粉末製剤の安全性

「安心は心の問題/安全は科学の問題」
 この違いを理解していないと、物質の安全性を議論しても、噛みあうことはありません。それは、科学と精神論は違う問題だからです。ただ、科学が人々の精神的・心理的問題を補強することはあります。

 今日、物質のヒトへの安全性に関しては、幾つかの試験項目があります。その中で一般的なのは「毒性試験」です。その毒性試験にも、また幾つかありますが、最も古くからデータが蓄積されているのが「急性毒性」です。
 これも、最近では動物愛護の問題で、動物を用いない代替試験がいろいろ検討されています。ただ、そこまで考慮すると、なかなか比較検討ができないので、差し当たっては動物は「ラット」、そして外部から(口を通して=経口投与)投与した場合に、急激に現れる毒性(=一回の投与で72時間以内に現れる毒性)、しかも試験動物の半数が死に至る投与量を動物の体重1㎏あたりの値として表す「半数致死量(LD50)」という数値が用いられています。
 この数値は、今日まで膨大な量が蓄積されて、それを基にして毒性の比較がなされています。その一つに「Sunberの分類」という、大変わかりやすいものがあるので、少し以前のものですが、それを紹介します。
     【Sunberの分類】
《毒性の程度》《ラット経口LD50》《ヒト推定致死量》 《物質例》
 1.超毒性           1㎎以下/㎏    1口  65    青酸カリ・パラチオン
 2.強毒性     1~50㎎/㎏    茶匙1杯(4㎖) ヒ素・水銀・エタノール
 3.中等度毒性   50㎎~500㎎/㎏  30g     アスピリン・カフェイン
 4.軽度毒性        0.5~5ℊ/㎏            30~250g  ひまし油・食塩・
                           陰イオン界面活性剤
 5.実際無害    5~15g/㎏             250~500g  石けん・合成洗剤
 6.事実上無害     15ℊ以上/㎏            500g以上   カルシウム

◎身近な物質のラットLD50
   酢酸 1470㎎/㎏  過酢酸 1540㎎/㎏  炭酸塩 4000㎎/㎏
 重曹 4220     エタノール 14     カフェイン 192
 食塩   1200             クエン酸 11700
陰イオン界面活性剤
 石けん  単一成分ではないので数値は出せない
 LAS(直鎖アルキルベンゼン硫酸塩)   650㎎/㎏
   アルキルアリル硫酸塩    2320㎎/㎏
陽イオン界面活性剤(消毒殺菌剤)
 塩化ベンザルコニウム           300㎎/㎏
 塩化ベンゼトニウム      420㎎/㎏
 ジクロロイソシアヌール酸塩  1400㎎/㎏

◎身近な消毒薬の致死量
 クレーゾール石けん液      180~250㎖
 次亜塩素酸ナトリウム(5%)    15~30㎖
 塩化ベンザルコニウム(10%)   0.5~5ml
 オキシドール(過酸化水素9.6%)      4g/㎏

 これ等の数値は大きいほど毒性が低い(=安全性が高い)ことを示します。
 そして、数値を比較してわかることは、誰もが気にすることなく使用している物質や液体消毒剤の成分は、意外と毒性の強いことがわかります。それに対して問題にしている「過酢酸」はエタノールやカフェインよりもかなり安全性に優れていることがわかります。
 しかも、過酢酸はその機能を果たせば、最終的に水と炭酸ガスにまで変化してしまうので、体内に残って悪さをすることはありません。それ故、一般消費者が日常生活で扱うには、大変便利で安全な消毒殺菌剤であると言えます。
 私たちは、長い経験で培った知恵を基にして、「軽度毒性」の物質も使用量を加減することで、身体に問題が無いよう上手に使いこなしています。その最たるものが、初めに紹介した辛味成分「カプサイシン」です。また、エタノールも毒性区分では「強毒性」であっても、「安心」して上手に利用しています。
 安心と安全。これは別問題ですが、安全性を十分に理解することで初めて「安心」が得られることを知ってもらえたら、日常生活も豊かになるのではないかと思います。

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